宅地建物取引士試験の概要と合格への心がまえ

建築・不動産の資格

2024年(令和6年)宅建士の試験日程と合格のための心がまえ

宅地建物取引士、通称「宅建士」の試験が今年も近づいてきています。

今回は宅建試験合格済みの私から、2024年の試験日程と合格するための心がまえについてご紹介します。

宅建は不動産関連、建築関連、保険関連、金融関連など様々な業種の方が資格取得を目指していますが、それだけでなく主婦や学生、年配の方々の資格取得者も多い資格です。

資格試験の範囲も生活する上で知っておいて損のないことだらけなので、仕事関係なく一般知識の取得を目的に勉強してみるのもいいでしょう。

ホシイさん

私も試験受けてみよっかな

2024年(令和6年)の宅地建物取引士資格試験について

スケジュールが令和6年6月7日に官報にて公告されました。つまりこれからが本番です。

ここでは令和6年の試験予定について概要を紹介します。 それでは試験案内の配布期間、申込期間、試験日、合格発表日をひとつずつ見ていきましょう。

インターネットでの申し込み

試験申し込みはインターネットにも対応しています。

申込期間:令和6年7月1日(月)9時30分から7月31日(火)23時59分まで

郵送の申し込みよりも締め切りが長く、基本的に24時間受け付けているのでとても便利です。特別な理由がない限り、インターネットで申し込むほうが手間も少なくおすすめです。

昨年よりも受付期間が大幅に伸びて使いやすくなりました

スマイノさん

郵送での申し込み

郵送での申込の場合は事前に試験案内を取得しておく必要があります。締め切り間際に慌てないよう事前に準備しておきましょう。

試験案内配布期間:令和6年7月1日(月)から7月16日(火)まで
参考都道府県ごとの問い合わせ先(協力機関一覧)

申込期間:令和6年7月1日(月)から7月16日(火)まで

インターネット申し込みより期間が短くなっています。郵送で申し込むのであれば忘れずに早めに申し込みましょう。

簡易書留郵便で送付されたもので、消印が上記期間中の申し込みである必要があります。それ以外は受付けてくれません。郵便局が開いている時間でないと郵送できないので注意しましょう。(ポストへの投函はダメ)

また、今年から郵送での申込期間が大幅に短くなっています。逆にネットでの申込期間が伸びていることを考えると、ネットで申し込むのがメインの方法と方針が変わったと言えます。特別な理由がないのであればネットでの申込みをしてみてはいかがでしょう。

ホシイさん

申込期間が去年よりかなり短い!!

受験手数料

受験手数料:8,200円(非課税)

けっこうします。

一発合格したい理由はこの受験手数料の負担が大きいこともあげられますね。

ホシイさん

高い!!

受験会場の通知

例年ハガキによる試験会場の通知をしていましたが、今年より廃止

代わりに、ネット申し込みの人はウェブサイトで、郵送申し込みの人は問い合わせダイヤルを利用して確認することができます。

基本的には受験票にて試験会場の確認をするようになります。

受験票発送日

受験票発送日:令和6年10月2日(水)

こちらは発送日なので到着はこの日よりもちろん遅くなります。慌てず待ち、届く様子がなければ問い合わせましょう。

試験日程

試験日時:令和6年10月20日(日)13時から15時まで(2時間)

登録講習修了者は、13時10分から15時まで(1時間50分)

当日は試験前に受験に際しての注意事項の説明があるので、12時30分(登録講習修了者は12時40分)までに自席に着席する必要があります。

合格発表

合格発表日:令和6年11月26日(火)

試験から合格発表までの1ヶ月は合格予想ボーダーラインについての話題が盛り上がります。

合格発表までの時期を安心して過ごすためにも、合格点を余裕で越えることができるように勉強しておくと精神的に楽です。

いつから勉強始めるの?

いつから勉強すれば間に合いますか?

この質問ってけっこう多いです。

これに対する答えは人によるしかないですよね。

元から知識があれば勉強時間少なくていいと思いますし、勉強を集中してやれる人なのか、環境にもよります。

だからこう伝えるしかありません。思い立ったが吉日です。今からやればきっと間に合います。

ホシイさん

余裕を持って勉強を始めたいね

ちなみに私の体験談

私は不真面目でした。

申し込みも最終日の郵便局が閉まるギリギリなのは当たり前。おそらく、試験も3回くらい受けたような気がします。

最初の2年は何となく勉強し不合格に。合格した年はちゃんと勉強しました。

大体8月中旬くらいから勉強を初め2ヶ月位で本番を迎えるというスケジュール。

当初は実務経験もなかったので勉強も身にならなかったですが、合格の年にはある程度の実務経験があったので試験勉強の理解度も上がっていたと思います。

ということで、なるべく早めに勉強を始めたほうがいいですよ。勉強はちゃんとすれば受かります。独学での合格も余裕です。

私はパーフェクト宅建士シリーズのテキストと問題集を使っていました。試験勉強においては過去問が超重要です。過去問と解答をしっかり読み込むことで問題の傾向だけでなく知識もつきます。テキストとにらめっこするよりも学習効率は高いです。

ホシイさん

何回落ちてんだよwwwww

一発合格しないと無駄

私はダラダラとやっていたわけですが、どう考えても一発で合格したほうがいいです。

まず、時間の無駄

この時期になると勉強をしなきゃという重圧がかかる時期に入り、休みの日も休んだ気がしません。遊んでいても罪悪感が残ります。そして不合格だとまた翌年も同じ…

今思えば無駄な時間でした。

もう一つの理由は、お金がもったいない

受験手数料は1回8,200円です。3年で合格だと余分に16,400円捨てたのと同じです。

また、会社によっては宅建を持っていると手当がつきます。2年分の手当を考えれば月3,000円だとしても72,000円、月1万円だったら24万円の差が出てきます。

これだけで一発合格の必要性が分かったはずです。

ではどうするか。今から勉強してください。

満点を目指して結果8割正解してください。

勉強時間が少ないと8割正解を目指して6割正解ということになりがちです。ですが今なら満点を目指せるだけの勉強ができるはずです。時間があれば学校にも通えるはずです。

試験勉強にはスキマ時間をうまく活用することが大切です。下の通信講座なら学校に行くことなく、通気電車の中、仕事の休憩中にもスマホで授業をうけることができおすすめです。

ホシイさん

何回も落ちた人の実感ですね

お前が言うなって感じもしますよね

スマイノさん

まとめ:やるからには一発合格を!

私のようにダラダラと勉強しないでください。

ぜひ一発合格を!

ちなみにダラダラやってどうせ受からないやという感じになるのであれば、申し込まないほうがいいですよ。8,200円を他のことに使ったほうが有意義です。

公式サイトで試験概要を確認するならこちらのリンクから。
参考宅建試験のスケジュール|不動産適正取引推進機構

合格目指して頑張ってください!

スマイノさん

-建築・不動産の資格